コーチングは誰の為

パーソナルコーチングではコーチ、コーチングを受ける人(クライアント)の2人だけの関係性ですが、企業系のコーチングにはいろんな関係者がいます。
クライアントが所属する組織の人事、職場の上司、同僚や部下などなど。コーチ側も営業やプロマネみたいな人が関係することがあります。
アラインメントミーティングや360度フィードバック、インタビューなどで周囲にどんな影響を与えているのか、周囲の期待は何か、と話が進んでいきます。
しかし、最終的にはコーチングはクライアントの為に存在すると信じています。
コーチとクライアントが共に手を取り、どんな未来を作りたいか、どんな状態になりたいかを握る瞬間があります。最近プロボノコーチングに関わらせていただいき、自らコーチングをしたり、コーチのメンター的なお役をする中で感じるのは、ステークホルダーが少ない分、パーソナルコーチングの場合は早いタイミングで関係性が作れている様に感じます。この速さはクライアントだけでなく、コーチ自身の思い込みがあるのではないかとの気づきがあり、色々と挑戦中です。
その一つがEC(エニアグラムコーチング)、人の資質を見ることでより効果的な関わりができるのではないかと言うことです。これはコーチ自身がどんな資質を持っていて、クライアントがどんな資質をもっているか、双方で話し合ってみる。そこで新たな関係性が見えてくるのではないかと期待しています。