プロボノコーチング

昨年後半からICFのJapan Chapter(国際コーチング連盟日本支部)の運営委員に参加させていただきました。数回の顔合わせはありましたが、このコロナの影響でほぼオンラインでの打ち合わせだけになっています。
そんな中で、プロボノコーチング(社会貢献のための無償コーチング)を始めようとの話が出て、手作りの運営が始まりました。13名のコーチで意図合わせを行い、いざクライアント候補募集。
驚くほどの人数が集まり、2週間ほどで募集締め切り。手分けしてコーチングのセッションを実施しました。
1回1時間の単発のセッションなので、如何にコーチングを理解してもらえるか、如何に協働関係(共にオープンな場に居る)を作るかが大きな鍵だと思いました。
フェースブックやネットを駆使して、申込者がどんな方なのか、短いメールのやり取りの中から相手の状況、話したいテーマなどを聞き出し、本番を迎えます。
もちろん、本番では相手の状況に応じて、コーチングの説明や合意書の趣旨などの説明をしながらお互いが話しやす状況を作ることに注力します。

その結果、多くの方が話したいテーマの裏にある、在りたい姿、解決したい課題が徐々に言語化され、自ら選択して行動を決意されたように感じます。
嬉しいかったことは、コーチングに対しておぼろげなイメージを持って応募していただいた方が、”コーチングって良いですね”と言ってくれたり、コーチングを学んだり、コーチングをしている人が、”自分の中にある思いが言語化された、いいクライアント体験でした”と言っていただいたことです。

トライアルを終わり皆さんからのアンケート結果も分析しながら反省会も行い、改めてプロボノコーチングの意義みたいなものを皆で共有しましt。現在第一期として25名のコーチを募集して本番の準備中。1年間の第一期プロボノコーチングどんなことが見えてくるか楽しみにしています。